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こんにちは、たくそんです。
今回は[書評]シリーズで、”新しい香水の教科書”という本の紹介をしていきます。
この本はタイトルの文字通り、香水についての教科書となっており、
これを読めば香水についての基本を学ぶことができます。
これから香水を始める人や、香水について色々知りたい人にとっての入門編としてピッタリな1冊となっています。
この本のおすすめポイントは次の2点です。
- 香水の基礎から使い方まで解説
- 自分好みの香り診断ができる
順番に見ていきましょう。
香水の基礎から使い方まで解説
この本は香水の基礎について幅広くカバーされています。
- 歴史や産地などの背景
- 香りの変化を踏まえた香水のつけ方
歴史や産地などの背景
この本は第1章を「香水の基礎」として次の4つのパートに分かれています。
- 香水の歴史
- 香水の産地
- 香水ができるまで
- 香りの変化について
このうち、「香りの変化について」以外のパートは、香水の背景に関することを学べます。
この本が初心者向けとしてオススメできる理由の1つに、写真の多さがあります。
写真付きの解説が非常に多く、専門的な用語をなるべく使わずに説明されているので
「歴史や抽出法は正直関係ないし…。あんまり興味が…。」
という人でもわかりやすく読むことができます。
特に香水の歴史や産地の解説ページには、現地の写真が多いので、
産地や気候などについての説明文を写真と一緒に読むと、現地のイメージがしやすいです。
写真を見るだけでも結構楽しいですよ。
本の巻末に香水の原料となる「香料の図鑑」のページが付いていますが、こちらも文字通り写真が多く、
まさに図鑑のようになっています。
桃や桜など馴染みのあるものから、聞いたことない物まで色々載ってます。
「香料の図鑑」を片っ端から読んでいくのは大変かもしれないので、
気になる香料のページだけでもチェックしていくと面白いんじゃないかと思います。
香りの変化を踏まえた香水の使い方
香水の基礎知識と一緒に、香りの3段階変化(トップノート、ミドルノート、ラストノート)についての解説もあります。
香りが変化することを踏まえた、正しい香水の使い方についても説明されています。(こちらもイラスト付きでわかりやすくなってる!)
“香水の教科書”という題名になってるだけあって、実用的な所はちゃんと解説されています。
自分好みの香り診断ができる
この本を推したい最大のポイントがこれです!
この本では香りの種類(香調)を8つの系統に分類しています。
簡単な質問とチェックシート、集計チャートが付いているので、質問に答えていって集計するだけで
8つの香調の中から自分に合う香りを診断できます!
香水にはフローラル系を前面に押し出した香りもあれば、シトラスの効いた爽やかな香りの物まで様々なので、
初心者の方は非常に迷いやすいと思います。
香水の種類選びに悩んでいる人は、とりあえずこの診断をやってみることで、
香水の候補が絞れてきます。
こういった香調診断は香水の専門店へ行かないと受けられないのが普通ですが、
自分でセルフチェックできるのはお手軽ですよね。
まとめ:[書評] “新しい香水の教科書”について
今回は、”新しい香水の教科書”という本について紹介しました。
この本のオススメポイントとして次の2点について解説しました。
- 香水の基礎から使い方まで解説
- 自分好みの香り診断ができる
特に2番目の香り診断については、手軽にセルフチェックできるのでかなりオススメです!
また、どのページでも写真が非常に多く使われているので、
初心者の人にとって非常に読みやすい一冊となっています。
気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
以上、たくそんでした!