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- 卒業前に教科書整理をしておくべき理由
- 残す価値のある教科書の見分け方
- 職種別に見た「残しておきたい本」一覧
- 後悔しない整理・保管のコツ
卒業前に教科書を整理するなら、
「思い出深いから捨てられないな~」
という“感情”ではなく
“実用性”で残す本を選ぶのが正解です。
6年間で積み上げた教科書の中には、
思い出も多いですが、社会人になってから実際に使う本はごくわずかです。

迷って捨てられない人は、「どう使うか」を軸に判断することでスッキリ整理
できます。
とはいえ、
- 「奨学金の返済でお金がギリギリ…」
- 「引っ越しの荷物を減らしたいけど、
どの教科書を残せばいいかわからない」
そんな悩みを抱えている薬学生も多いはずです。
私自身も、薬学部を卒業する時に教科書を
どう整理するか悩みましたが、
卒業時にメルカリ・ブックオフ・教科書
買取サービスなどを活用し、不要な本を
現金化することで、引っ越し費用の一部をまかなえた経験があります。

在学中に200万円を貯金した経験もあるので、無駄を
削るコツには自信があります。
この記事では、
- 教科書整理をすべき3つの理由
- 残す本・捨てる本の判断基準
- 職種別に見る「残しておくなら、
この分野」 - スペースを取らない保管方法
を順に紹介します。
この記事を読み終えるころには、
「何を残すか」で迷う時間が短縮され、
部屋も気持ちもスッキリした状態で
新生活を迎えられるはずです。
薬学部卒業前に
教科書整理をすべき理由
薬学部の6年間で増えていく
教科書や参考書。
卒業が近づくころには、本棚がパンパン…なんて人も多いですよね。
実は卒業のタイミングで「教科書整理」をしておくと、スッキリとした新生活を迎えられます。
ここでは教科書整理をするべき理由について、次の3つを紹介します。
- 就職後は教科書を開く機会が
全く無い - 教科書の情報はすぐ古くなる
- 引っ越しや保管スペースの
負担が大きい
就職後は教科書を開く機会が
全く無い
薬剤師として働き始めると、想像以上に日々の業務が忙しくなります
(職場にもよる!)。
患者対応、調剤、在庫管理、勉強会――。
仕事が終わるころにはクタクタです
(職場にもよる!)。

まあ教科書なんて
見返さないです。
つまり、卒業後は「教科書を読み返す時間」がほとんど取れない(というか無い(笑))のが現実です。
必要な情報はスマホで検索したり、
最新の資料で補うことが多くなります。
教科書の情報はすぐ古くなる
薬学の世界は日進月歩。
3年前の常識が、すでにガイドライン改訂で変わっている…というのも珍しくありません。
次の表では、
教科書の情報が古くなっていく一例を
挙げています。
教科書の情報が古くなっていく例
| 分野 | 変化の例 |
|---|---|
| 薬理学 | 新薬や作用機序の追加 |
| 法規 | 医薬品医療機器等法の改正 |
| 病態学 | 診療ガイドラインの更新 |

最新情報がすぐに追加・
修正される分野だからこそ、古い教科書を抱え込むメリットは少ないんです。
引っ越しや保管スペースの負担が大きい
薬学部の教科書は、
1冊1冊が分厚く重たいのが特徴です。

6年間分をまとめると、
段ボールにして3~5箱にもなることも。
ここまで大荷物になると、
引っ越し時に次のようなデメリットが
考えられます。
- 運搬コストが上がる
- 新居の収納スペースを圧迫

教科書はあまり残さない方が良さそうですよね。
最近はPDF化や買取サービス等の利用で、賢く整理する学生も増えています。
スペースも心もスッキリさせて、新生活を気持ちよくスタートしましょう。
薬学部卒業前に残すべき教科書の判断基準
卒業前に教科書を整理するときに迷うのが「どれを残すべきか」問題です。

全部取っておくと
場所を取るし、
捨てると後悔しそうで
心配ですよね。
ここでは、
残す価値のある教科書を見分ける2つの基準を紹介します。
卒業後も残す教科書を選ぶときは、
- 将来の仕事で使う可能性があるか
- 実際の現場で役立つ知識か
この2点を軸に判断しましょう。
将来の仕事で使う可能性があるか
まず大切なのは、
「卒業後の進路に関係するかどうか」
です。
薬剤師として病院や薬局に進む場合と
企業や研究職に進む場合では、
必要な知識が大きく異なります。
本の一例
- 病院や薬局 →病態学、薬理学、
実務実習系の参考書など - 研究職 →分析化学、有機化学、
生化学など

使う可能性のある本は、
すぐ取り出せる状態で保管しておくのがオススメです。
ただし、冒頭でも述べた通り
教科書レベルの情報であれば、ネットで
最新の情報が簡単に手に入ります。
なので、何冊も取っておかなくて良いと
思います。
実際の現場で役立つ知識か
次に見るべきは、教科書の中身です。
薬学部で使った教科書は「座学知識」と「実務で使う知識」に分かれます。
教科書の区分(座学か実務か)
| 区分 | 内容の特徴 | 残すべき度 |
|---|---|---|
| 座学知識 | 化学、 薬理、病態など土台となる分野 | ★☆☆ (復習用に少しあればOK) |
| 実務知識 | 器具の扱い方や服薬指導のポイント集など実務に直結 | ★★★ (就職後も使える) |
特に実務知識の教科書は、
就職後も意外と役立ちます。

服薬指導や薬歴の書き方等は、改めて見返すと勉強になることも!
一方で、基礎系科目の本は
「インターネットやノートで十分」
と感じるケースが多いです。
「要らなそうだな」と少しでも感じたら
捨てちゃってOKです。

実務系の教科書であっても座学の内容が多ければ、
思い切って手放す判断も◎。
職種別に見る!薬学部卒業前の
教科書整理ポイント
就職先によって必要な知識は違いますが、実際に教科書を使う機会はごくわずかです。

私自身、1回も見返したことがありません(笑)。
ここでは、職種ごとに
「どうしても残すならこれだけ」という
最小限の教科書を紹介します。
職種ごとに紹介する
必要最小限の教科書は
次の通りです。
たったこれだけ(職種毎に)
- 病院:病態学・実務系の本
- 薬局:実務系の本
- MR:特に無し
- 研究・品質管理職:それぞれの専門分野の本
- 公務員:衛生(最新版のみ)、
病態学、薬理学
病院勤務の場合
病院では病態や薬理の知識が求められますが、現場には最新の資料が揃っています。

常備されている参考書を
使うことがほとんどで、
見返すとしても自宅で使う程度です。
薬理の教科書を挙げなかった理由としては、
学校で学ぶ内容と実際の臨床現場での薬の使い方は異なる場合があり、大学の教科書知識が参考にならない場面も出てくるためです。
そのため、
臨床現場で働く薬剤師用の参考書を
新たに購入して勉強する人が多いです。
病院勤務で残すならこの2冊です。
- 病態学
- 実務系の教科書
医師や看護師と連携する機会が多い病院薬剤師は、病態生理について復習する機会が多くなります。
服薬指導時のポイントなどがまとめられている実務実習時の教科書も、改めて見返すと勉強になります。
薬局勤務の場合
薬局では、
教科書よりも添付文書や社内資料を
参照するケースが大半です。

しっかりしている薬局ほど、その傾向が強いです。
患者対応に必要な情報は、
すぐにネット検索や電子データで
調べられます。
薬局勤務で残すとすれば、この1冊です。
- 実務系の教科書
使う教科書があるとすれば、
服薬指導のポイントなどが記載されている実務関係の本です。
現場の先輩薬剤師が知らないような事も
載っていたりすることがあるので、
意外と役立つことがあります。

法規はもちろん、病態の
教科書を読み返すことも
ほとんど無いです。
製薬メーカー(MR職)の場合
MR職では、自社製品に関する資料が
すべて会社から提供されます。
そのため、学生時代の教科書は不要です。

その代わりMR認定試験のテキストが配られるので、
それを頭に叩き込みます。(MR認定試験はMR最初の
鬼門らしい)
研究開発職の場合
研究職の場合のみ、一部の基礎系教科書が生きる場面があります。
それでも必要な本はごく一部です。
自分の専門とする(これから携わるであろう)科目の教科書を残すだけで十分なことが
ほとんどです。
- 有機化学
- 生化学
- 薬剤学
- 分析系

研究開発職は病態や法規などの臨床科目は必要ないので、捨ててしまって構いません。
薬事・行政職(公務員など)
の場合
公務員試験では法規が出題されますが、
合格後に古い教科書を使う機会は無いです。
制度や法律は毎年改正されるため、最新版を常に確認することが求められます。
公務員の薬剤師職になると、国立の病院で薬剤師として働く可能性がある他、
河川の水質検査などの公衆衛生関係の仕事に携わるかもしれません。
公務員として働く際に、残しておく教科書の候補としては次の通りです。
- 病態学
- 薬理学
- 実務系の教科書
- 公衆衛生
公務員の特徴は、2~3年で職場が変わる
可能性が高いことです。
保健所で薬事衛生の仕事をしていた人が、来月から国立病院で薬剤師として働く…
そういったことがありえる世界です。
将来、急に臨床現場へ配属されても対応できるよう、病態学や薬理学といった臨床系の教科書も残しておいた方が良いかもしれません。

ブランクのある臨床現場で、いきなり働かされるのは結構厳しいです。
薬理や病態の教科書は
公務員こそ取っておいた方が良いかもしれません。
教科書整理で後悔しないための
ポイント
薬学部を卒業する前に教科書を整理しようと思っても、「あとで読むかも…」と
手が止まる人は多いです。
後悔しない整理のコツは、感情で残すより「実用性」で判断することです。

断捨離していきましょう!
感情で残さず「実用性」で判断
学生時代の努力が詰まった教科書は、
思い出として残したくなります。

しかし、社会人になって
から実際に読み返す機会はほとんどありません。
教科書は「今後、勉強する価値があるか」という実用性で捨てるかの判断をするようにしましょう。
「じゃあ、どういう感じで決めればいいの?」
という人向けに、必要かの判断基準の目安を表にしてみました。
📘 判断基準の目安
| 種類 | 残すべき? | 理由 |
|---|---|---|
| 薬理学・生化学 | △ | 調べればネットでも代替可 |
| 実務系の教科書 | 〇 | 実際の臨床現場で使う |
| 法規関連や外国語などの選択科目 | ✕ | 使用頻度が極めて低い |

「またこの本を開いて勉強すると思えるか」と考えると、判断がブレません。
同じ科目の本は“1冊だけ残す”
人によっては、同じ科目の教科書・参考書を複数持っていることがあります。
どうしても捨てられない場合は、
「1冊だけ残すならどれ?」
と自問してみましょう。

例えば薬理学なら、教科書と資料集の両方を取っておくのではなく、どちらか
一方を厳選します。
同じ科目の教科書を1つだけ残す時に、
厳選する基準を下記にまとめました。
- 書き込みが多く、自分用の
ノート代わりになっている - 臨床現場でも役立ちそうな内容
- 版が新しく、今後も通用する知識が多い

逆に上記のどれにも当てはまらない場合、その教科書は今後も使わない可能性が高いです。
残した本の保管もスッキリと
残した本が多いと、部屋のスペースが圧迫されてしまいます。
スッキリと保管するためのポイントは
「収納方法を決めてから残す」ことです。
- クリアケース1箱にまとめる
- よく使う資料はデスク横、その他は押入れ上段へ
- PDF化して紙は処分
(スキャンアプリ活用もおすすめ)

残すべき本が少ないほど、保管が楽ですよ。
まとめ:薬学部卒業前の
教科書整理術|残す本・手放す本
今回は、6年の卒業時に残すべき教科書を
選ぶための基準について紹介しました。
薬学部の6年間で増えた教科書は、
思い出も詰まっています。
しかし、必要な本だけを残して整理する事が社会人への第一歩です。
教科書を残しておくべきか判断する基準として、次の2つを紹介しました。
- 将来の仕事で使う可能性があるか
- 実際の現場で役立つ知識か
自分の職場と関係ない教科書は、
どんどん捨てていきましょう。

残すべき本が少ないほど、保管が楽ですよ。
次に、職種別に残しておくべき教科書の
代表例を紹介しました。
たったこれだけ(職種毎に)
- 病院:病態学・実務系の本
- 薬局:実務系の本
- MR:特に無し
- 研究・品質管理職:それぞれの専門分野の本
- 公務員:衛生(最新版のみ)、病態学、薬理学
基本的に、勉強するとしたら会社の資料や臨床現場で働く薬剤師用の参考書を使うことが多くなってきます。
そのため
大学時代の教科書を見返すことは、
ほとんど無いと思います。
最後に、教科書整理で意識するべき
ポイントについて解説しました。
- 感情で残さず「実用性」で判断
- 同じ科目の本は“1冊だけ残す”
- 残した本は保管方法も決めておく

使わないことの方が多いので、全部捨ててしまっても良いくらいです。
教科書を減らすことで、
部屋も気持ちもスッキリします。
ただし不要な教科書を処分する際、
ゴミとして捨ててしまうのは
もったいない場合があります。
「中古の型落ち品で良いから教科書を安く手に入れたい!」
と考えている人達が一定層いるので、
教科書を売って現金化できる可能性があります。

教科書は古くなる前に
売る方が高値がつきやすいです。
教科書をお得に処分する方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
気になる方はチェックしてみてください。
以上、「薬学部卒業前の教科書整理術
|残す本・手放す本」という話題でした!

