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- 薬学部6年間の教科書代の総額目安
- 学年ごとにどのくらい費用がかかるのか
- 出費を減らすための具体的な節約法
薬学部の教科書代は、6年間で 20〜40万円前後 にのぼるのが一般的です。
新品で揃えると50万円を超えることもあります。
しかし、中古を賢く利用したり不要に
なった本を売ったりすれば、節約できます。
教科書代に関して、「思った以上にお金がかかる?」と不安に感じる新入生も多いでしょう。
特に1、2年次は基礎科目の教科書を一から買うため、負担が大きいのが現実です。

私自身も、在学中は高い
教科書代に頭を抱えました。
この記事では、学年ごとの教科書代の目安を表でわかりやすく整理し、さらに6年間の総額を具体的に解説します。
加えて「どうすれば負担を減らせるか」についても、実体験をもとに紹介していきます。
私は薬学部を卒業した際、メルカリや
ブックオフ、宅配買取サービスなどを駆使して不要になった教科書を現金化しました。
その経験から「教科書代を節約するには
中古品の利用だけでなく、使い終わったら早めに売る」ことが、最も効率的に節約できると確信しています。
薬学部の教科書代は決して小さな出費ではありません。
しかし、今回紹介する方法を知れば
無理なく節約できます。

ぜひ最後まで読んで、
今日から実践できる節約術を見つけてください。
薬学部の教科書代はいくらかかる?
薬学部に入学するとまず驚くのが、
教科書代の高さです。
高校時代とは違い、1冊数千円〜1万円以上する専門書が当たり前の薬学部。
6年間合計で数十万円にのぼることも珍しくありません。

「学年ごとにどれくらい
かかるの?」 と不安な方のために、1学年ごとの目安と6年間の総額を具体的に解説します。
1年ごとの教科書代の目安
学年毎にかかる教科書代の目安を表にまとめると、次の通りです。
学年 | 教科書代の目安 | 特徴 |
---|---|---|
1年 | 5〜10万円 | 基礎科目が中心。新品を一気に揃える |
2年 | 5〜8万円 | 専門科目導入+基礎の続きで、まだ出費が多い |
3年 | 3〜5万円 | 新しい専門書は買うが、これまでの本を使うことも多い。 |
4年 | 3〜5万円 | 買わされる専門書はほとんど無いが、CBTの参考書が必要。 |
5年 | 1万円以下 | 実務実習中心。教科書代はほぼゼロ |
6年 | 5〜10万円 | 青本が中心。他の参考書購入で跳ね上がる |
それぞれの学年でどういったことに
教科書代がかかっているのか、
順番に解説していきます。
※どうしても学校毎に
カリキュラムが違うので、
必要な金額が多少違っている
かもしれません。
「私の体験メイン+他大学の人の話」を総合してまとめていきますので、何卒ご容赦を!
1~2年次
薬学部で最も出費がかさむのは、
1年次と2年次です。
最も出費がかさむのが1,2年次である理由は次の通りです。
1,2年次である理由
- 基礎科目(化学・生物・物理・
数学・英語など)が多い - 1、2年生は必要な教科書を一から
買うから高額になりがち - 実習のテキストや副読本も必須であることが多く、ほぼ全員が購入する
例えば、1冊5,000円の教科書を10冊購入しただけで5万円。
さらに実験書や参考書を合わせると、1年生の段階で10万円近くかかるケースも珍しくありません。
そのため、1年次は7〜10万円前後、2年次も同程度かかるのが一般的です。
特に、一番お金がかかりがちなのが
1年の最初です。
入学したての頃は先輩からの情報も少ないので、新品の教科書をたくさん買いがちです。

知り合いが少ない状態で
情報が入らないと、不安で買っちゃいますよね…。
1年生の後期や2年生になってくると、
- 先輩から譲ってもらえる
- 過去に買った教科書を使う
といった具合で
値段を抑えられるケースもあります。
3〜4年次
この時期は薬物動態学や薬剤学といった
専門科目が中心になってきます。
新しい本も必要ですが、1,2年で揃えた
教科書を使いまわせることも多いため出費は落ち着き、年間3〜5万円ほどに。

1年の頃は毎年10万円近く払うのかと思っていたけど、3年以降になると教科書代の出費は落ち着きましたね。
4年次になると教科書代の出費はさらに減りますが、多くの大学でCBT試験の準備が必要になります。
CBT試験の必須テキストは、
新品なら約3万円かかります。
(なので、結局のところ3年次と同じ3~5万円程の出費になります。)
ただし、CBTのテキストに関しては全て新品で揃える必要は無いと思っています。
理由は、こちらの記事で詳しく解説しています。

- 中古を活用すれば 1万円台〜2万円程度 に抑えられる
- 先輩から譲り受けるのもアリ
このように4年次は、
CBTテキスト代が大きな出費ポイント
となります。

中古をうまく活用すれば、教科書代をぐっと減らせますよ。
5年次
5年生は病院や薬局での実務実習がメインとなります。
この期間は大学の授業よりも現場での経験が中心のため、教科書代はほとんど発生しません。
実習ノートや補助資料程度で済み、出費はほぼゼロ〜1万円以内に収まります。
6年次
最終学年の6年生は、
国家試験対策に集中します。
このときの教科書代の中心は、通称「青本」と呼ばれる国家試験対策本です。

出典:薬ゼミウェブストア by薬学ゼミナール
6年次にかかる教科書代の特徴を
ざっくりまとめると、次の通りです。
- 青本は全巻セットで約5万円
- 模試や問題集を追加すると+数万円
- 他の予備校教材や薬ゼミの特別講習に手を出すとプラス数十万円近くかかることも

基本的には、青本があれば十分だと思います。
6年次の出費は青本中心で、
それ以外の教科書代はほぼありません。
これは自分が6年生になって青本で勉強し始めてから感じたことですが、青本は非常にわかりやすくまとまっています。

「授業でつまづいた時の
参考書として使えたな~。もっと早くに気づいていれば良かった…。」と後悔させられた思い出があります。
なので、授業でわからないことがあれば、青本の該当箇所を確認してみるのがオススメです。

特に、基礎的な部分が
分からなかった時は役立つと思います!
大学によっては、3,4年次に一度青本を買わされる所もあるみたいですが、個人的には
6年生でなければ新品を買う必要は無いと思います。
青本をいつ買うべきなのかについては、
こちらの記事で詳しく解説しています。

6年間の総額
では、薬学部6年間での総額はどのくらいでしょうか?
一般的な目安は次の通りです。
- 1,2年で約10〜20万円
- 3,4年で約6〜10万円
- 5年は、ほぼゼロ
- 6年で5〜10万円(高額な特別講習などを利用しない場合)
合計すると、およそ20〜40万円前後が目安になります。
- 「参考書を多めに買った」
- 「最新版を常に揃えた」
という人は、50万円を超えることもあります。

逆に先輩から譲ってもらったり、中古で揃えれば20万円台で済む場合も。
教科書代を節約する3つの方法
薬学生の多くが実践している節約法を紹介します。
薬学部の教科書は高額ですが、
次のような工夫で節約できます。
- 必要 or 不要を見極める
- 中古品を活用する
- 使い終わった本をお金に変える
特に「使い終わった教科書を捨てずに活用する」ことは大きな節約につながります。

宅配買取サービスなどを
使えば、忙しい学生でも
手間なく現金化できるためオススメです。
① 必要な本と不要な本を見極める
全ての授業で指定教科書が必要なわけではありません。
以下に当てはまる授業の先生であれば、
「配られるプリントや板書ノートで十分なケース」が多いです。
- 講義で配布されるスライドだけで授業が完結する
- 教授が独自に作成したテキストを使用する

「せっかく教科書を買ったのに、1回も授業中に使わない…。」なんてことも全然あります。
教科書が必要な授業かを見極めるポイントは次の通りです。
ポイント
- 先輩に教科書が必要だった授業を
教えてもらう - 第一回目の授業が始まるまで待ってみる
- レジュメを確認
教科書が必要な授業か見極める方法については、こちらの記事で詳細に解説しています。


絶対に買うべき教科書に
ついても詳しく解説しています!
② 中古の教科書を活用する
新品で揃えると負担が大きいため、
「中古本」や「先輩からの譲り受け」で
節約する方法もあります。
中古品を手に入れる代表的な方法は、
次の2通りです。
- メルカリやブックストア
→ 半額以下で手に入ることも - 先輩からの譲り受け
→ 無料 or 低価格でゲット
ただし、中古の教科書を使用する場合は
以下の点に注意しなければいけません。
📌 注意点
- 版が古すぎると内容が変わっている可能性あり
- 書き込みが多いと勉強しづらい
- 必要な付属資料(ワークブックなど)が欠けていないか確認

成績が良い先輩の教科書だと、書き込みも貴重なことが多くてお得です!
③ 使い終わった教科書を有効活用
「買うときに節約する」だけでなく、
「使い終わった本をお金に変える」のも
大事です。

薬学部の教科書は高価な分、リセールバリューも
高いです。
使い終わった教科書を有効活用すれば、
次のようなメリットがあります。
- 下級生に譲ると感謝される
- メルカリなどのフリマアプリで高値で売れることも
- 宅配買取サービスなら
まとめて現金化できる
例えば、青本をメルカリで売れば1万円以上になることもありますし、宅配買取なら
ダンボールに詰めて送るだけで即入金されます。
不要な教科書の詳しい活用法は
こちらの記事で解説しています

まとめ:薬学部の教科書代はいくら?6年間の総額と節約法
薬学部の教科書代は、6年間で合計すると 20〜40万円前後 になることが多いです。
新品ばかりをそろえると
50万円を超えるケースもあります。

ですが、工夫次第で大きく節約できます。
今回紹介した1~6年生で必要な教科書代について整理すると、次の通りです。
- 一番お金がかかるのは 1・2年次
→ 基礎科目の教科書をゼロから買うため - 3・4年次は、これまでの本を使えるので出費は少なめ
→ ただし4年次はCBTテキスト代もかかる - 5年次は実習が中心なのでほとんど不要
- 6年次は青本など国家試験対策費がかかる
次に出費を抑える方法として、
次の3つを紹介しました。
- 本当に授業で必要か見極める
- 中古品を活用する
- 使い終わった教科書を売って現金に変える
この3つを意識するだけで、
教科書代の負担は大きく減ります。
特に「使い終わった教科書を手放すこと」は重要です。

宅配買取を使えば手間なく現金化できるので、忙しい人でも安心して利用できます。
教科書の処分方法については、
こちらの記事で詳しく解説しています。

薬学部は学びの量が多い分、
出費も大きくなりがちです。
ですが、先輩からのご厚意や便利なサービスをうまく使えば、無理なく節約できます。

お金を気にすることなく
勉強に集中できる環境を
整えるためにも、今日から取り入れてみてください。
以上、「薬学部の教科書代はいくら?6年間の総額と節約法」という話題でした!