こんにちは、たくそんです!
今回は、薬学部の定期試験対策として、効率よく勉強する方法について解説していきます。
今回の記事の内容を実践していただければ、こんなメリットがあります。
- 薬学部の定期試験対策をスムーズに進められる
- 定期試験の直前期に慌てなくて済むようになる
薬学部は必修科目がほとんどのため、他の学部と比べて留年しやすいです。
留年せずにストレート卒業するためには、何としても定期試験を突破していかなければいけません。
この記事を読んでいる人の中にも、定期試験の勉強法などで悩んでいる人がいると思います。
僕は薬学生の頃、様々な勉強法を試してきました。
上手くいった勉強法もあれば上手くいかなかったこともあります。
上手くいったときは、学年2位という好成績でしたが、
ひどい時には再試験が4科目もあり、留年してしまう可能性がありました。
今回は、上手くいった勉強法の中でも効率良く勉強できていたな~と思うものを紹介していきます。
結局のところ、効率よく勉強するのに大切なことは次の3点です。
- 毎日勉強する習慣をつける
- しっかりと復習する
- さっさと過去問を手に入れる
①の毎日勉強するに関しては、「何だよ~。当たり前じゃん。」となるかもしれませんが、
個人的に大切にしてほしいのは、②の復習をしっかりやることです。
皆さんも経験あると思いますが、勉強していて辛いのが「勉強したところを忘れてしまうこと」です。
せっかく勉強したのに無駄になった感じが本当にキツイんで、嫌になっちゃうんですよね~。
個人的には勉強が嫌いになっていく原因No.1だと思ってます。
色々な勉強法を試した結果、効率良く勉強するために大切にしてほしい3点について
順番に解説していきます。
毎日勉強する習慣をつける
この見出しを見た人ほぼ全員が
「結局、毎日コツコツ勉強しようかよ~。効率悪くない?」
と思うかもしれませんが、
結局、毎日勉強するのが一番強いです。
直近の定期試験だけでなく、国家試験まで考えると毎日勉強する習慣がついていると強いですし
試験直前に詰込みよりも遥かに定着するので、毎日勉強の方が効率良いです。
いきなり試験1ヶ月前から始めるのは難しい
薬学部では、よく「試験1ヶ月前からが勉強を始める目安」と言われます。
薬学生の皆さんも1度は耳にしたことがあるはずです。
学年や学期によって勉強量に差がありますが、大体の目安が「試験の1ヶ月前から」となっているはずです。
しかし、安定してフル単を目指すのであれば、試験対策を1ヶ月前から始めるのは厳しいと考えています。
勉強を始めてみると実感するのですが、意外と時間があっという間に過ぎていくんですよね…。
そして「時間足りなくね?」となっていきます。
僕も経験ありますが、
今まで机に向かっていなかったのに、急に何時間も集中して勉強できるわけがないんですよね。
机に向かっていても何となく集中できずに時間だけが過ぎていく…。なんて日もありました。
集中できずダラダラと時間を過ごした結果、
「あれ、時間足りなくね?」と追い込まれる…。
これだけは何としても避けたいっ…。
そもそも、半期分かけて習ったこと十数科目を1ヶ月で詰め込むのは無理があると思いません?
毎日勉強するほうが効率が良い理由
試験1ヶ月前からスタートだとタイムリミット(試験日)が決まっています。
すると、先ほど述べた通り「あれ、時間無くね?」と焦り始めてしまうことがあります。
焦り始めてしまうと間違った勉強法に手を染めてしまうことがあり、大変危険です。
間違った勉強法をいくつか紹介します。
- 睡眠時間を削る
- 過去問の答えを丸暗記
- ヤマを張る(捨てる分野を作る)
こういった間違った勉強法に手を出してしまうとロクなことがありません。
運が良ければ乗り切れるかもしれませんが、大抵は失敗します。
学生時代を振り返ってみると、留年する人の多くが間違った勉強法に手を出していたように思います。
皆さんは手を出さないようにしましょう!(フリじゃないよ!)
結局のところ、心に余裕を持たせた方が効率良く勉強できます。
特に1科目だけでも「これだけは自信がある」と言える得意科目を作っておくとかなりの自信になります。
試験直前期に他の科目に集中することができるし、友達からも頼られるのでかなり強いです。
過去問とかの情報をたくさん持っている友達に色々教えて貸しを作っておけば、
過去問を優先的に融通してくれたりするので、結構得します。
このように、毎日勉強することはすごーく労力がかかっているように思えますが、トータルで考えると一番効率が良いです。
得意科目を作るためにも、1科目で良いから毎日勉強しておくのがおススメです。
毎日勉強して、1科目でも得意科目を作っておく!
復習する習慣をつける
個人的に一番大事なのが、復習をしっかりやることだと思っています。
意外とおろそかにしている人が多いのではないでしょうか?(上手くいかなかったときの僕もそうでした。)
もちろんですが、1回やっただけでは覚えられないのがほとんどです。(東大王とかは別ね!)
1回だけ勉強して覚えた気になっていても、試験本番で覚えていなければ点を取れないし、あわや単位を落としてしまうかもしれません。
なので、やっぱり復習大事です。
せっかく勉強した範囲を忘れないためにも、定期的に復習して記憶を定着させちゃいましょう!
最適なタイミングで復習することが大事
ただ闇雲に復習するのも、そればっかりやっていては他の科目・分野を勉強する時間が削られてしまって
効率が悪くなってしまうかもしれません。
復習するときは、どこまで時間をかけて良いのか、どのくらいのウエイトを占めて良いのか悩む人も多いと思います。
そこで紹介したいのが「エビングハウスの忘却曲線」というものです!
これは「いつ」「どのタイミング」で復習すると効率良く復習できるかを研究したものです。
これを基に僕が行っていた復習スケジュールは以下の通りです。
- 1日後
- 3日後
- 7日後
- 14日後
- 1か月後
このスケジュールに則って復習するようにしていました。
復習といっても、軽く見直す程度で十分です。
勉強したところをさらっと見直して、忘れていた箇所があれば覚え直すようにしていました。
スケジュール管理の徹底
上で紹介した復習を忠実に実行するために欠かせないのが、スケジュール管理です。
毎日勉強していて定期的に復習していくと、復習する分量がだんだん膨大になってきます。
いつ、どの範囲を勉強したのか記録をつけておかないと、復習するときにどこをやればよいか分からなくなってしまうので、
勉強記録をちゃんと残すようにしましょう。
具体的にはカレンダータイプのメモ帳やスマホのカレンダーアプリなどへ、その日勉強した内容やページを記録しておきます。
後から確認した時に、どこを復習すれば良いのか一目見て分かるようになっていればオッケーです。
この復習を2週間くらい続けると復習しなければならないことが多くなっていきます。
復習ルールを守っていれば毎日勉強せざるを得なくなってくるので、
ここまで来れば、毎日勉強する習慣が身についてくると思います。
復習スケジュールをこなすためにも、勉強記録はしっかりとる!
さっさと過去問を手に入れる
定期試験を効率よく乗り切るために欠かせないのが過去問です!
効率よく勉強するためにも、過去問はなるべく早くから集めることをオススメします。
特に担当の先生が前から変わっていない講義は、過去問がかなり有効です。
大学の先生は論文や学会発表などで忙しいことが多く、定期試験の問題作りをやっている時間はほぼありません。
そのため過去問と似たような試験問題を作ることが多く、ひどい時は過去問をそのまま使い回すこともあります。
定期試験の勉強を行うときは過去問で出題されていることを優先的に勉強していくと効率が良いです。
しかし、過信は禁物です。
ある年から突然出題傾向を変えてくる先生がいます。(ヒマだったのか…?。)
過去問を過信しすぎて、過去問で出たところしか勉強していないと
出題傾向を変えられたときに詰んでしまいます。
過去問しか勉強しないやり方は、先ほど紹介した間違った勉強法の1つ「ヤマを張る」と同じです。
一見効率よく勉強できているように見えますが、試験に落ちる危険性を秘めたギャンブルになってしまいます。
効率よく勉強していても試験に落ちてしまっては意味がないですし、再試験に割く時間がもったいないです。
過去問だけに頼った勉強をしないようにしましょう。
過去問は大事だけど、過信しないようにする!
まとめ:薬学部の定期試験に備えて~効率よく勉強していく方法について解説~
今回は薬学部の定期試験対策として、効率よく勉強していく方法について解説しました。
効率良く勉強するために大切なこととして次の3点を紹介しました。
- 毎日勉強する習慣をつける
- しっかりと復習する
- さっさと過去問を手に入れる
この中でも②の復習を意識して勉強を進めていくのがオススメです。
僕がやっていた復習のやり方は
カレンダー型のメモ帳に勉強記録を残しておき、自分で決めた復習スケジュールに則ってサッと見返していました。
もし忘れていたら、その時点で覚え直すということをやっていました。
復習スケジュールはこんな感じでした
- 1日後
- 3日後
- 7日後
- 14日後
- 1か月後
メモ帳やスマホアプリなど何でも良いので、勉強記録を残しておくことが大事です。
最後に、定期試験で絶対に失敗したくないという人は
「試験対策は1ヶ月前から!」の概念を捨てましょう。
定期試験を経験した人ならわかると思いますが、試験直前になってくると
「時間足りねぇ!」ってなります(笑)。
そうすると焦ってしまい、間違った勉強法に手を出しがちです。
- 睡眠時間を削る
- 過去問の答えを丸暗記
- ヤマを張る(捨てる分野を作る)
「試験対策は1ヶ月前から!」にこだわらないで、もっと早くから勉強していた方が
色々と楽ですよ。
試験勉強は余裕を持ってスタートしましょう!
薬学生の人は定期試験、大変だろうけど頑張ってください!応援してます!
以上、たくそんでした!