こんにちは、たくそんです。
今回は「薬学部は大変なのか」「無事に卒業するためのポイント」について解説していきたいと思います。
薬学部を考えている中高生の方は必見の内容です!
薬学部に興味がある、進学を考えている人は以下の点について不安になる人がいると思います。
- 勉強が大変
- せっかく大学生になっても自由な時間なさそう
薬学部は大変と聞いて、このようなイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、
今回紹介するポイントを押さえていれば、ビビらなくて大丈夫です!
薬学部の勉強は結構大変でしたが、やるべき時にしっかりやっていればちゃんと卒業できるし、自由な時間もある程度確保できます。
他の学部と同じように、アルバイトやサークル活動している人もたくさんいましたし、
僕自身も頻繫にサークル活動や飲み会へ参加していました。
とはいえ、薬学部は勉強量が多い学部です。
国家試験も控えているため、他の学部よりも勉強する覚悟は必要だと思います。
僕は私立薬学部の定期試験でテスト上位から留年間近までひと通りの状況を経験し、様々な成功と失敗体験をしました。
今回の記事は薬学生時代の様々な経験を踏まえて、薬学部が大変と言われている理由と、無事に卒業するためのポイントについて解説します。
今回の記事を読むことで、薬学部のイメージをつかみ、入学前と入学後のギャップを少しでも減らすことができると思います。
- 薬学部の勉強が大変と言われる理由
- 無事に卒業するためのポイント
今回の記事では薬学部を検討している方だけでなく、現役薬学生で勉強や実習で躓いている方にも有益な情報をお届けしています。
薬学部の勉強は大変
薬学部が大変だと言われている理由としては
- 定期試験の分量が多い
- 実習に時間を取られる
が挙げられます。
1つずつ見ていきましょう。
勉強する分量が多い
薬学部の学生は卒業時に国家試験があります。
薬学部は国家試験を見据えてカリキュラムが組まれている関係で、ほとんどの授業が必修科目になります。
他の学部だと自分の生活スタイルや学びたい授業に合わせて自由に時間割を作っていくのが普通ですが、薬学部ではありえません。
1日の流れとしては
授業は朝から夕方までの日がほとんどです。
午前中に2コマ、お昼を挟んで午後に2,3コマありました。
週に3日 (例:火曜~木曜) は午前だけ授業、午後に実習というパターンが多いです。
月曜~金曜の平日は朝から夕方まで授業に拘束されると思っていてよいでしょう。
授業のコマが多いということは、試験科目も多くなります。
学年でバラツキがありますが、科目数は1回の定期試験で10科目前後あります。
先ほど、薬学部はほとんどの科目が必修科目というお話をしました。
必修科目とは、卒業までに必ず単位を取らなくてはいけない科目を指します。
つまり、絶対に落とせない科目です。
薬学部の試験は、ほとんどの科目で失敗できません。
しっかりと勉強する必要があります。
実習に時間を取られる
大学4年生までは学内で、5年生になると学外(病院・薬局)で実習があります。
実習を無難にこなすには、事前に準備(予習)しておく必要があります。
学内の実習は課題を終わらせた人から帰れる方式が多いので、手際よく課題を進められるよう、どのような手順で行うのかを事前に把握しておくことがとても重要です。
僕自身、一番早く終わったときは14時30分(本当に稀です!) 、一番遅いときは19時近いときもありました。
実習そのものに時間がかかるだけでなく、予習する時間も結構かかります。
薬学部を無事卒業するためのポイント
ここまでの話を聞いて、薬学部に対してビビッてしまった方もいらっしゃるかもしれません...が、お待たせしました!
ここからは、定期試験で躓かずにストレート卒業するためのポイントについて解説していきます!
重要なのは以下の3点です。
- 軽くでも良いから日頃から勉強する
- 友達・先輩の人脈を作る
- 遅くても試験1ヶ月前からは勉強モードに入る
順番に解説していきます。
軽くでも良いから日頃から勉強する
これは当たり前のことですが(笑)。
薬学部の科目は人体の構造や薬の名前を覚えるといった暗記系の科目が非常に多いです。
暗記物は早くから取り組むことがとても大事になってくるので、こういった科目に関しては普段から軽く触れておくのが望ましいです。
ポイントは、ほぼ毎日見返すことを習慣化することです。
授業のレジュメやノートを軽く見返すだけでもオッケーです。
見返すタイミングは毎日決まった時間やスキマ時間に行うのが良いです。
- 寝る前にノートを軽く見返す
- 通学中に電車の中でレジュメを見返す
普段から見返している範囲に関しては、定期試験前の理解・定着が早くなり、試験勉強の効率アップにつながります。
友達・先輩の人脈を作る
実はこれが一番大事だったりします。
大学の定期試験は毎年同じ先生が問題を作成していることが多く、過去問と同じような内容になることが多いです。 (たまにガラッと変えてくることがあるので、過去問を過信しないよう注意!)
つまり、過去問を中心に勉強することで定期試験に合格しやすくなります。
過去問はサークル毎に先輩から譲ってもらうことが多いです。
そこから仲の良い友達同士でまわしていきます。
グループによって持っている過去問が異なっているので、違うグループの人同士で持っている資料を見せ合い、足りない分を集めていくことが多いです。
大学の定期試験や実習には情報戦のような一面があり、過去問や試験の情報をいかに持っているかが重要だと思います。
もし、仲の良い友達や先輩がいないと過去問が手に入りません。
そうなると、周りよりも不利な状況で戦わなくてはいけなくなります。
友達が少ない(いない)人が留年しやすいと言われる理由の1つは、持っている情報量が少ないことだと思います。
2,3人でも良いので、友達は必ず作るようにしましょう。
遅くても試験1ヶ月前からは勉強モードに入る
定期試験に失敗する人の特徴として、勉強を開始する時期が遅れ、勉強時間が足りなかった場合があります。
遅くとも試験の1ヶ月前からは定期試験の勉強に集中できるようにしましょう。
科目によって、数日前で間に合う科目と時間をかけなければいけない科目が出てくると思います。
難しい科目は早いうちから取り組むようにし、試験の直前で焦らないように備えることが重要です。
まとめ
今回は薬学部の勉強が大変と言われている理由と無事にストレート卒業するためのポイントについて解説しました。
薬学部は他の学部と比べて勉強量が多い学部です。
薬学部の勉強が大変と言われている理由としては
- 定期試験の分量が多い
- 実習に時間を取られる
が挙げられます。
平日は朝から夕方までずっと学校に拘束されているため、他の学部と比べて自由度が低いです。
ただ、実習がない日の放課後や土日休みはアルバイトやサークル活動する時間を確保できます。
薬学生のサークルやアルバイト事情については他の記事で詳しく解説する予定です。
薬学部を無事にストレート卒業するために重要なポイントは
- 軽くでも良いから日頃から勉強する
- 友達・先輩の人脈を作る
- 遅くても試験1ヶ月前からは勉強モードに入る
です。
この中で最も重要なのは友達や先輩の人脈作りと考えています。
なぜかというと、定期試験や実習の課題はいかに多くの情報を仕入れているかが重要だからです。
僕自身、違うグループの子から教えてもらった情報で助かったことが数多くあります。
中には、知っていなければ試験に合格できなかったレベルのものもありました。
他にも、就活や配属先の研究室に関することなど、色々な情報が飛び交っていました。(中にはガセ情報もありましたが(笑)。)
やっぱり、人間関係は大事にするべきだなと思います。
薬学部は大変と言われていますが、上記のポイントを押さえていれば、問題なく卒業できると思います。
反対に、大学へはあまり行かずに平日もずっとアルバイトしていたい人には向いていないかもしれません。
そういう人が薬学部へ入ってしまうと、入学後かなり苦労すると思います。
薬学部は大変と言われている理由を把握した上で薬学部を希望する人であれば、そこまで不安にならなくても良いと思うので、頑張っていきましょう!
以上、たくそんでした!