薬学部の授業で教科書は必ず買うべき?なるべく買わない方が良い理由について解説。

こんにちは、たくそんです。

今回は薬学部の授業で使う教科書は必ず買わなければいけないかについて解説します。

今回の記事は

  • これから薬学生になる人
  • 現在薬学生で、教科書が必要か迷っている人

に読んでもらいたい内容となっています。

大学の授業で使う教科書を全部揃えようとすると、ものすごく高額になってしまいます…。

専門性の高い分野だとなおさらです。

結論から言うと、「教科書は本当に必要な物だけ。なるべく買わないようにするべき。」です!

先生や授業によっては指定の教科書を全く使わないこともあります。

バカ正直に教科書を買ってしまうと、かなり損してしまうこともあるので注意が必要です。

講義に間に合うように急いで教科書を揃える人もいますが、

教科書が必要かの判断は第一回目の授業が始まってからでも大丈夫です。

授業を何回か受けていれば教科書が必要かわかってきますし、担当の先生が去年も同じであれば先輩に教えてもらうこともできます。

焦らなくても大丈夫なので、落ち着いて判断していきましょう。

この記事では、教科書を買わない方が良い理由や教科書が必要かの判断をどのようにするべきかの詳細を以下で解説しています。

ぜひ最後まで見ていってください。

教科書をなるべく買わない方が良い理由

教科書はなるべく買わないで済むようにした方が良いです。

その理由は3つあります。

  • 必要かは科目・先生によって違う
  • 値段が高い
  • 使用する機会が少ない

順番に見ていきましょう。

教科書が必要かは科目・先生によって違う

教科書が必要かの判断は科目・先生によって違うことが多いです。

例えば、教科書が必須となることが多い代表的な科目は生化学や薬理学などです。化学構造式や図を用いた説明が多くなるような科目だと、教科書必須のことが多いです。

化学構造式や図を用いた説明が多くなると板書するよりも教科書で説明する方が手っ取り早いことが多いので、教科書を使う場面が多くなります。

この場合は教科書をちゃんと準備しないといけません。

一方で、倫理や心理学など説明に図や表があまり出てこないような授業では、教科書を使わないことが多いです。

この場合、配られるレジュメを中心に授業が進められ、期末試験もレジュメだけ勉強していれば十分なことが多いです。

このように教科書が必要かどうかは科目・担当の先生によって全然違います。

先生によっては上で紹介した生化学の授業でもレジュメや板書だけ勉強していれば、期末試験は合格できるので

本当に授業を担当する先生次第です。

値段が高い

教科書によっては滅茶苦茶高いものもあります。

1万超えの教科書もチラホラありました。

高校の時までは沢山の人が買うので、教材がここまで高くなることはありませんが

大学になると専門性が増して需要が減る分、高額になりがちです…。

何も考えずに買いそろえていると、教科書代だけでトータル数万円もっていかれるので

注意したいところです。

使用する機会が少ない

大学で購入する教科書のほとんどは半期の授業が終わると2度と使うことが無いです。

「大学最後の卒業試験や薬剤師国家試験の勉強に使うのでは?」

と思う方もいるかもしれませんが、ほとんど使いません。

6年生になると、青本という薬剤師国家試験の参考書を購入するのですが、

青本でこれまで習ってきたほぼ全ての内容をカバーできます。

青本は大学6年間の内容が非常にわかりやすくまとめられているので、

教科書を使うよりも遥かに効率よく復習できます。

僕自身も6年時は青本での勉強がほとんどで、それまで使用していた教科書は全く見返すことなく終わりました。

さらに、先ほど説明した例のように

教科書を使わない授業の場合は1度も開くことが無い教科書も出てくるかもしれません。

教科書の購入は、これから受講する授業でどうしても必要なら購入するというスタンスでいた方が良いです。

教科書が必要かの判断について

ここからは教科書が必要かの判断はどうするかについて解説していきます。

ポイントは大きく2つです。

  • 先輩や友人から情報収集
  • 第一回目の授業で必要か判断

順番に見ていきましょう。

第一回目の授業で必要か判断

記事の冒頭でも触れたとおり、

「焦って第一回目の授業に間に合うように教科書を準備しなくても大丈夫なことが多い」

です。

第一回目の授業の大半は授業の進め方や試験についてのガイダンスです。

先生によっては、ここで教科書が必要かどうか説明してくれます。

第一回目の授業は教科書を持っていないことを見越して授業する先生もいたりするので

焦って教科書を揃えなくても大丈夫なケースが多いです。

ただ、稀にいきなり教科書をフル活用して授業し始める鬼畜もいます。

そういう先生・授業は悪い評判として有名になりやすいので、

前年から同じ先生の場合は先輩から話が出てきやすいと思います。

そういった外れ授業を察知できるように、次で説明する先輩・友人からの情報収集は欠かせません。

仮に最初の授業で教科書が無くても、それだけで単位を落としてしまうことはないはずなので

第一回目の授業を受けるまでは、なるべく教科書の購入を控えておくのがオススメです。

先輩や友人から情報収集

授業を担当している先生が去年も同じだった場合は、先輩に聞いてみましょう。

先生が同じであれば、前に全く同じ授業を受けているはず。

教科書が必要か教えてくれるはずです。

テストが難しいヤバイ授業とかもついでに聞いておくと良いです。

教科書を準備する場合

教科書が必要であることがわかったら、なるべく早く準備しましょう。

教科書を準備する方法としては

  • 大学の生協で買う
  • 先輩から借りる・譲ってもらう
  • 中古品を買う

この3つが代表的です。

基本的には大学生協で買うことになりますが、

  • 少しでも出費を抑えたい
  • 古い教科書でも対応できそう

ということであれば

先輩から借りたり、中古品で済ませるのもアリです。

まとめ:大学で教科書は必ず必要?なるべく買わない方が良い理由について解説。

今回は「薬学部は教科書を必ず購入しなければいけないのか?」について解説しました。

このサイトでは、次の2点を意識してみることをオススメします。

  • 先輩や友達から情報収集しておく
  • それでも買うか迷う場合は、第一回目の授業まで待ってみる

慌てて買う必要のない教科書を買ってしまうことが無いようにしたいです。

高校までとは違い、大学の教科書は高いです。

少しでも出費を抑えたいという場合はメルカリなどを利用して安く手に入れるのもアリだと思います。(稀に新しい内容を追加し、授業にバンバン取り入れる先生がいます。この場合は最新版を用意しましょう。)

いずれにせよ、教科書が必須かも含めてしっかりと情報収集することが大切です。

以上、たくそんでした!

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